「大木式ソーセージ」フードショップいちはら店頭でもお買い求めいただけます。

大木式復刻ソーセージのお歳暮ギフト、昨年中に約500個ほどご注文いただきました。店頭にての単品販売はできないのか?という声にお応えして、「フードショップいちはら」(横芝光町)で店頭販売を開始しましたのでお知らせいたします。ただいま発売記念につきお試し価格でのご提供です。
※遠方からお越しのお客様、お取り置きもできますので是非お問合せ下さい。

フードフードショップいちはら
千葉県山武郡横芝光町横芝1337-2
TEL 0479-84-0302
営業時間 午前8時30分~午後8時
http://fs-ichihara.com/

11215511_944400882315109_1387984913635383368_n

12345599_944399788981885_4616086751559568837_n

「復刻版大木式ハム・ソーセージ」お歳暮ギフトとして受付開始です。

約1年半の期間開発を行ってきた大木式ハム・ソーセージ、本日よりお歳暮ギフトとしてリリースいたします。

昨年度は昭和8年に発行された大木市蔵氏の著書「実用豚肉加工法」に基づいた製品の復刻を目指して活動していましたが、まだ冷蔵庫も普及しておらず、国産ハム・ソーセージの最大の消費先は一般家庭でなく軍や長期航路の船舶会社という時代背景から、ハムもソーセージも保存性を高めるために塩分も高め、逆に脂肪分は少なめで現代の日本人の嗜好にはちょっと難しいかなという状況でした。

しかし調査により大木ハムにて作られていた製品も時代の流れとともに変化していることが分かり、私たちは先の昭和初期の製品を大木ベーシックとしてジャンル分け、昭和40年代に横芝光町の大木ハムで製造されていた製品を大木クラッシックとして銘打ち復刻させました。

横芝光町産の豚肉を使い、化学調味料は使用せず、素材の味を存分に引き出した製品となっています。同じく横芝光町で戦前よりワイナリーを営む、斉藤ぶどう園さんの無添加ワインとのセットもご準備しましたのでぜひお買い上げくださいますようお願いいたします。発送は12月1日より申し込み順の予定です。

お申込み・お問合せはフードショップいちはらさんへ。(画像クリックでジャンプします)

 

お歳暮チラシ表面

「ソーセージの日」の制定が大反響です。

先にお知らせした通り、11月1日が「ソーセージの日」として日本記念日協会に認定されました。
また「復刻版大木式ハム・ソーセージ」のリリースも同日に設定したことから、あちらこちらから取材を受け新聞にも掲載していただきました。2015.10.29sankei0001

2015.10.31asahi01

 

 

ソーセージ手作り体験教室を開催しました。

平成27年10月14日(水)、横芝光町立南条小学校で手作りソーセージ体験教室を開催しました。

1・2年生の親子を対象とした家庭教育学級で16組の皆様に体験していただきました。

横芝光町商工会青年部で講師を務めるのはこれで3回目でしたが、慣れが悪い方にでてしまいミーティング不足で運営は若干ばたばたしてしまいましたが、皆さん楽しんでいただけたようでほっとしています。

私たちも子供たちと触れ合えてとても楽しかったです。お声をかけて下さいました南条小学校の先生方、家庭教育学級の役員さんありがとうございました。

2015.10.13nanjo00012015.10.22yomiuri0001

11月1日が「ソーセージの日」として認定を受けました。

最近は色々な記念日がありますが、「ソーセージの日」というものは無く、何とか設けられないものかと当部で検討をしておりました。

kanagawakyoushin2これまでご紹介の通り明治時代からソーセージの製法に関する文献はありましたが、日本食肉加工協会発行の「食肉加工百年史」においても、日本国内でいつからソーセージの製造が始まったのかは不明であるとされていました。
一方で業界の品評会に国産ソーセージが初めて出品されたのは、大正時代に神奈川県で開催された「第1回神奈川県畜産共進会」にて大木市蔵氏のソーセージ(出品者の名義は江戸清高橋清七氏)であったということで、その開催日を調べたところ、大正6年11月1日でありました。

このことから、この日が日本で初めて国産ソーセージが陽の目を見た日として「日本記念日協会」に申請したところ、無事認定されました。
ちょうど私たちの大木式ソーセージのお歳暮ギフトのリリース日もその日を予定しておりこれ以上ないタイミングでの認定です。


記念すべき「第1回ソーセージの日」となる今年の11月1日、皆さん是非ソーセージを食べて下さい。

実は我々すでにロゴを作っていたりします。(笑)
sawsagedayrogo

 

 

 

 

 

 

 

 

【日本記念日協会さんのサイトはこちら】
http://www.kinenbi.gr.jp/

「大木式ソーセージ復刻プロジェクト」商品化に向けての方向性が決まりました。

8月18日(火)午後6時より横芝光町商工会館会議室において今年度中の商品化に向けての打ち合わせ会議を行いました。

11880041_1690768761143548_1500096233_n

8月18日(火)会議の様子

IMG_2481

他社製品の試食

IMG_2482

意見交換

まず、今年度の視察やマーケティングの報告と、これまで作ってきた試作品、視察先の製品、イベント出店品を下記の3つのカテゴリーに分類しました。

1.大木ベーシック(大正初期~昭和20年)
大木市蔵氏が執筆し昭和8年に発行された「実用豚肉加工法」の製法に基づいた製品。この本は市蔵氏が大正13年より東京大学や東京農業大学はじめ全国各地の食肉加工講習会で使用されたプリント等をまとめた、いわば日本初期のハム・ソーセージの製法をまとめた基礎教本。冷蔵庫も普及しておらず、納入先は長期航路の船舶会社や軍であった時代背景から、保存期間を高めるべくハムは塩味がなり強く、またソーセージについては脂の配合料も少なく抑えられており全体としてさっぱりとした味わい。

butanikukakou

大木市蔵氏の著書「実用豚肉加工法」

2.大木クラッシック(昭和21年~昭和60年代初期)
戦後、横芝光町に大木ハム千葉工場が開設されそこで作られていた製品。30年以上の期間があり、冷蔵庫や保存料の普及、交通手段の発達、食糧事情の好転や国民の所得向上により食肉文化の普及により、製品もかなり変化したと思わる。地元では橋場のハム工場(こうば)の製品として親しまれた。市蔵氏のお孫さんである大木公一氏によると山形県長井市の『草岡ハム』様の製品は公一氏が親しんだ味に限りなく近いとのこと。

大木ハム製品の各商標(トレードマーク)

大木ハム千葉工場のラベル

3.大木アカデミック(現代)
大木式手づくりハム・ソーセージの正常進化版。兵庫県姫路市の『㈲播州ハム』様、宮城県大崎市の『田尻手つくりハム』様の製品がこのジャンルの最高峰として、今後我々は目指していかなければならないジャンル。

IMG_0398

田尻手造りハム様の製品

IMG_1133

㈲播州ハム工業所様の社是

会議の結果、私たちが商品化として目指す方向性は以下のようになりました。(5W1H風に)

When(いつ)今年のお歳暮時期に
Where(どこで)横芝光町内で
Who(誰に)町民の皆さんに
What(何を)大木クラッシクを(ハム・ベーコン・ソーセージの3点セット)
Why(なぜ)橋場(地名)のハム工場として親しまれた味をもう一度味わってもらいたい
How(どうやって)直売で

11月の中旬にはリリースできるようピッチを上げて進めていきますので、是非応援をお願いします。

 

 

 

山形県 草岡ハム様に視察に行ってきました。

平成27年7月13日(月)、山形県長井市草岡ハム様を視察させていただきました。

kusaoka

草岡ハムは、山形県南部長井市の置賜盆地に位置し,朝日山系麓の農村地帯にあります。

この地域では、農家さんは、稲作農業のかたわら養豚を兼業していました。昭和60年頃、豚の価格が下落したこともあり、豚肉を加工することで付加価値をつけて販売しようと加工組合を組織し、ハム・ソーセージの製造に乗り出しました。

kusaoka1(草岡ハム組合長孫田善朗氏、前組合長佐藤晴夫氏から話を伺う)
kusaoka2(真剣に話を聞く土屋部長、市原副部長)

もっとも、ハム、ソーセージ加工の知識と技術がなかったため、宮城県の田尻の手づくりハムに、後の工場長横山裕幸氏が見学に行きました。そこで、大木市蔵さんの娘婿大木尭公さんと出会い、福島県双葉郡双葉町にあったエムオー牧場で、昭和63年3月から2か月間、横山氏は尭公さんから指導を受けます。エムオー牧場のエムは持田(大木尭公氏の旧姓、オーは大木のイニシャルです。エムオー牧場は尭公さんのお兄さんが経営していた牧場でしたが、福島原発事故以降連絡がとれない状態となっています。

kusaoka3 (大木尭公さんからもらった製造器具を持つ横山裕幸工場長)

その後、横山さんは、昭和63年8月まで田尻の手づくりハムでも技術指導を受け、 そして、いよいよ昭和63年9月から草岡ハムは操業を開始します。
横山さんは、尭公さんからの教えを創業から約30年が経過した現在でも忠実に守っています。大木尭公さんは、「教えたとおりにやらない奴が多い」と嘆いていたそうです。
草岡ハムが創業した後も、尭公さんは2週間に1回は、草岡ハムにやってきて技術指導をしてくれたそうです。

草岡ハムでは、ハム・ソーセージの原料となる豚は、地元置賜の農家さんが生産した豚肉を使用しています。調味料は、塩、砂糖、香辛料を使い、添加物は極力抑えています。また、卵、乳、植物性淡白等も使用していません。挽き肉に玉ねぎを混ぜるのが大木市蔵式です。

kusaoka5(横山工場長から製造工程の説明を受ける部員達)

ksuaoka7
(燻煙は、レンガ造りの直火型の燻煙室で行われる。使用されるチップは周囲の山で採れる山桜)

草岡ハムの製品は、大木市蔵さんの製造方法を今も守り続けるハム・ソーセージです。

横芝光町商工会青年部は、今回の研修を活かして、大木市蔵式ハム・ソーセージの復刻に取り組んでまいります。

草岡ハムの皆様、ありがとうございました。(文・写真:観光記念部門 上原広嗣)

kusaoka8

 

 

 

 

 

 

 

農業共済新聞に掲載していただきました。

5月27日(水)発行の農業共済新聞2015年5月4週号の千葉版に、ソーセージ復刻事業の取り組みが紹介されました。

また横芝光町のニュースをお届けできました。ちばNOSAI連の皆さまありがとうございます。

ご期待に添えられるよう、もっと頑張ってまいります。

農業共済新聞 H27.5.27

 

 

 

 

市蔵氏ゆかりの地、下総御料牧場

横芝光町から北へ約30分、成田市の三里塚に桜の名所として知られる「三里塚記念公園」があります。

IMG_2076

この公園は明治21年誕生し、昭和44年、新東京国際空港(成田空港)の建設により栃木県塩谷郡高根沢町に移転するまで、我国の畜産振興のパイオニアとして輝かしい足跡を残してきた「下総御料牧場」の在りし日の姿を忍び、御料牧場の名を永くこの地にとどめるため、「三里塚記念公園」として成田市により整備・管理されています。

「下総御料牧場」は開場以来、宮廷牧場として広大な敷地内では牧畜と農耕を二本柱に、先進的かつ独立採算的な多角経営が行われ、農畜産物の加工は元より日本獣医学発祥の地として、また日本競馬界の先駆けとして活動が続けられました。昭和7年(1932)の第1回日本ダービーの優勝馬ワカタカも、ここ「下総御料牧場」から誕生しました。

IMG_2081[1]

IMG_2080[1]

文献によると、大木市蔵氏も昭和4年当時の酒井匠場長のもとに、陛下や宮中の方々の召し上がるハム・ソーセージ造りの為、2ヵ月間指導に赴いたようです。

公園内の「三里塚御料牧場記念館内」には、その業績と貴重な皇室資料、縁の文人資料などが多数展示されており、当時のハムやソーセージの製造の様子を撮影したパネルも展示してあります。
大木式ハム・ソーセージの製法なのでしょうか?非常に興味深いところです。

成田市から横芝光町までは、成田山新勝寺・成田空港・航空科学博物館・芝山仁王尊・殿塚姫塚など気軽に行けるスポットがたくさん。
GW明けのこの週末、上空に飛行機を眺めながら、成田から横芝光町まで遊びに来られるのはいかがでしょうか?

goryoubokujyokinenkan
公益財団法人 花と緑の農芸財団  三里塚記念公園
nougeizaidan

 

成田市観光協会 三里塚記念公園
naritakanko

平成27年度の活動もスタートです。

平成27年5月8日(金)、千葉市 京成ホテルミラマーレで行われた「千葉県商工会青年部連合会 リーダーズセミナー・通常総会」において、当部のソーセージ復刻事業の平成26年度の事業報告と平成27年度の事業計画の発表を行いました。発表者は土屋 歩部長(㈱土屋)、5月1日に新部長となりいきなりの大役でしたが頑張ってくれました。

IMG_2135[1]

今年度は、ずばり商品化を目指してやっていきます。よろしくお願い致します。

では、事業の骨子をちょっとだけお見せしちゃいます。

リーダーズセミナー事業報告用0013リーダーズセミナー事業報告用0014 リーダーズセミナー事業報告用0015