平成26年11月16日 横芝光町産業まつり出展しました。

 今日は朝から「第9回横芝光町産業まつり」に出展しました。

かねてよりお知らせしておいた、ハム・ソーセージの試食会と大木市蔵展、そして特製油そばの販売といままでにないボリュームでの参加です。

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 試食会では、来場の皆様にお褒めの言葉をいただき、また大木ハムにゆえんのある方々も何名か来て下さり、当時のお話をお聞かせいただきました。

とても感慨深かったのは、大木市蔵展を開催したことに「ありがとう」と感謝の言葉をいただいたことと、大木ハムの当時のお話をきくほど、市蔵氏の功績はまさにレジェンドという言葉にふさわしいものだったことです

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大木市蔵氏は知ったきっかけは、平成23年度に「ご当地グルメによる町おこし」としてモツを使ったメニューを考えていたときでした。
当町は町営の食肉センターがあることで新鮮なモツが手にはいりますが、すでにモツ煮は昔からメジャーなメニューで、また「おばこや」さんという有名店があるという中、どういう方向性にして良いかわからず、もう一度町のことを掘り下げてみようと光町史を開いたことがきっかけです。

当町で、食肉加工の工場を設置して、その道の権威大木市蔵氏が指導にあたり、その製品は「興亜ハム」として販売された。その工場はやがて市蔵氏が引き継ぎ、大木ハム千葉工場になったという一節があったのです。

インターネットで大木市蔵氏を検索してみると、増田和彦氏が執筆した「ソーセージ物語・ハム・ソーセージ広めた大木市蔵伝」とうい本があることが分かりました。その中の市蔵氏はまさにレジェンド、日本の食文化を変えた人でした。

それから2年間、インターネットや、国立国会図書館でソーセージの歴史と大木市蔵氏のことを調べ、また横浜の大木ハムや大手ハムメーカーの展示会にも行くなど、地道に準備してまいりました。

そして今年私たちの上部団体、千葉県商工会連合会から「若手後継者等育成事業」として予算をいただき、市蔵氏のゆかりのある事業所への視察や、復刻版ソーセージの研究開発に着手できるようになり、大木公一氏はじめ江戸清さん、田尻手作りハムさん、播州ハムさんのご協力により、本日を迎えることができました。

関係者の皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

大木式というにはまだまだですが、今後も前進していきますので、ご指導ご鞭撻をよろしくお願い致します。

本日、当時の横浜大木ハムに勤めていた方から、その当時の手ぬぐいをいただきました。大切に保管してまた次回の「大木市蔵展」で展示させていただきます。

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本日はありがとうございました。