平成27年1月6日 今年も始動しました

明けましてましておめでとうございます。本日より当部のソーセージ事業も始動です。

まずお昼にランチ会議、平成27年度も事業を継続していくにあたって、予算を確保すべく、企画書と事業計画書作成のための第1回目の打ち合わせです。(当部では会議の頻度が多くなる時は、ランチタイムを活用しています。手書きの資料とか、かなりラフですけど意外とこれが効果的)

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平成26年度は、

 ○大木市蔵氏レシピに基づいた「復刻版本格ハム・ソーセージの開発」
○大木市蔵WEB記念館の開設

を2本柱に試作や視察などを行ってきましたが、なにぶん昭和8年に発行された本なので、出来上がってきた製品が現代人の味覚に合うものばかりでは無かったのが実情でした(けっこうさっぱりしていた)。
もっとも昭和8年以降も大木ハム千葉工場は製造を続け、日本人の味覚に合う製品を作り続けていたことは事実であり、戦後多くの弟子を受け入れ、そのお弟子さんたちが全国に広がり、戦後の復興期の食肉文化を支えました。

市蔵氏は農業畜産関係の役人でもなく、学者でもありませんでしたから、執筆した文献はほとんどありませんが、昨年度の調査により姫路の播州ハムさん、宮城の田尻手作りハムさんはじめ、市蔵氏にゆかりのある事業所や当時大木ハム千葉工場に勤めていた方とも知り合いになれました。

平成27年度は、市蔵氏にゆかりのある方にもご協力をいただき、復刻版のハム・ソーセージを現代の日本人の味覚に合うように、千葉のお酒に合うようにブラッシュアップして商品化を目指す方向となりました。

これまでは皆でまとまって活動していましたが、平成27年度は開発部門、マーケティング部門、PR部門(WEB記念館含む)などのパートに別れて活動していく予定です。

思い立ったが吉日、お昼に即、部門責任者候補に電話をし、今夜は緊急会議で意志の疎通を図り企画書に落とし込みます。

物事スピード感があると緊張感も出て非常に良いですね。

それでは本年もよろしくお願いします。