8月18日(火)午後6時より横芝光町商工会館会議室において今年度中の商品化に向けての打ち合わせ会議を行いました。
まず、今年度の視察やマーケティングの報告と、これまで作ってきた試作品、視察先の製品、イベント出店品を下記の3つのカテゴリーに分類しました。
1.大木ベーシック(大正初期~昭和20年)
大木市蔵氏が執筆し昭和8年に発行された「実用豚肉加工法」の製法に基づいた製品。この本は市蔵氏が大正13年より東京大学や東京農業大学はじめ全国各地の食肉加工講習会で使用されたプリント等をまとめた、いわば日本初期のハム・ソーセージの製法をまとめた基礎教本。冷蔵庫も普及しておらず、納入先は長期航路の船舶会社や軍であった時代背景から、保存期間を高めるべくハムは塩味がなり強く、またソーセージについては脂の配合料も少なく抑えられており全体としてさっぱりとした味わい。
2.大木クラッシック(昭和21年~昭和60年代初期)
戦後、横芝光町に大木ハム千葉工場が開設されそこで作られていた製品。30年以上の期間があり、冷蔵庫や保存料の普及、交通手段の発達、食糧事情の好転や国民の所得向上により食肉文化の普及により、製品もかなり変化したと思わる。地元では橋場のハム工場(こうば)の製品として親しまれた。市蔵氏のお孫さんである大木公一氏によると山形県長井市の『草岡ハム』様の製品は公一氏が親しんだ味に限りなく近いとのこと。
3.大木アカデミック(現代)
大木式手づくりハム・ソーセージの正常進化版。兵庫県姫路市の『㈲播州ハム』様、宮城県大崎市の『田尻手つくりハム』様の製品がこのジャンルの最高峰として、今後我々は目指していかなければならないジャンル。
会議の結果、私たちが商品化として目指す方向性は以下のようになりました。(5W1H風に)
When(いつ)今年のお歳暮時期に
Where(どこで)横芝光町内で
Who(誰に)町民の皆さんに
What(何を)大木クラッシクを(ハム・ベーコン・ソーセージの3点セット)
Why(なぜ)橋場(地名)のハム工場として親しまれた味をもう一度味わってもらいたい
How(どうやって)直売で
11月の中旬にはリリースできるようピッチを上げて進めていきますので、是非応援をお願いします。